「無情の雨」


今もあの日の赤い陽をどこか遠くに憶えてる

何もかもなくなった街でいつまでも立ちつくす


遠い異国のあの人は今も無くした傷跡を

苦いコーヒー飲む様にいつまでも見つめてる


強い風吹く路地裏も あの日遊んだ思い出も

時を刻んだ柱時計いつまでも怯えてる


おとぎ話を聞かせるあの初老の老人

忘れかけてた思いが走馬灯の様に

頬を伝う水こらえてる


あやまちは何度とくり返す 変わる事なく

せめてもの想いを伝えたいと降る 「無情の雨」


いつか悲しい願いが叶う時が来たら

夜のトバリにお前と もう一度話したい

微笑む「やつら」に見せたいと


いつまでも夢は冷めぬままに夜を迎えて

何の為時代が求めよと降る 「無情の雨」


あやまちは今でもくり返す 変わることなく

せめてもの想いを伝えたいと降る 「無情の雨」

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